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Home Crowded House - Crowded House DVD-A

 このDVD-Aでは、1stアルバムがスーパーHi-Fiサウンドで楽しめるほか、Don't Dream It's OverとSomething So Strongのビデオ、歌詞字幕、ディスコグラフィも収録。DVD-A専用プレーヤーでなくとも、ドルビー・デジタル・サウンド対応のDVDプレーヤーであれば、CDより格段に良い音で楽しめます。また、DVD-Aは通常、リージョン・コードは関係なく、ビデオ方式も、日本の場合、米国と同じNTSCなので、映像も見ることができます。なお、一般のCDプレーヤーでは再生できません。

 あらゆるDVDプレーヤー対応という、「ドルビー・デジタル5.1」フォーマットで聞いてみましたが、管理人の第一印象としては、例えば、ニールのメイン・ボーカルとコーラスなどが、非常にくっきりと分かれていて、CDとの音の違いに驚きました。音の悪い、PC付属スピーカーでさえもこれですから、5.1デジタル・サラウンド対応のスピーカーがあれば、それはそれは最高でしょうな。フォーマットは、このほか、「DTSデジタル5.1」(これはDTSデコーダがないとダメみたいです)と、「アドバンスト・レゾルーション・ステレオ」(CDとの違いがいまいち?です)も、Set-upで選択できます。また、曲のひと区切りごとに歌詞字幕が出るので、これを見ながら、カラオケというか、ニールとのデュエットも楽しめますな(笑)。ボーナスのビデオも、デジタルで見られて(保存できて)、うれしいですね。Mean to Me, World Where You Live, Now We're Getting Somewhereのビデオも入らなかったのは残念ですが、DVD-Aは、サウンドでメモリがかさばるらしいので、物理的に無理のようです。あと、ディスコグラフィでは、各アルバム(スタジオ作品4枚+ベスト+Afterglow)の代表曲のサンプル(曲の一部)が流れていました。

Crowded House (02 US Capitol 72434-77930-9-7)

Main:
Tracklist
  1. Mean to Me (N. Finn)
  2. World Where You Live (N. Finn)
  3. Now We're Getting Somewhere (N. Finn)
  4. Don't Dream It's Over (N. Finn)
  5. Love You 'Til the Day I Die (N. Finn)
  6. Something So Strong (N. Finn/M. Froom)
  7. Hole in the River (N. Finn/E. Rayner)
  8. Can't Carry on* (N. Finn)
  9. I Walk Away (N. Finn)
  10. Tombstone (N. Finn)
  11. That's What I Call Love (P. Hester/N. Finn)
Produced by Mitchell Froom
* Produced by Eddie Rayner - Neil Finn at Platinum Studios, Melbourne, Australia
Bonus Features Music Videos Don't Dream It's Over
Something So Strong
Lyrics (Mean to Meから順に)
Capitol Records Discography Crowded House (86)
Temple of Low Men (88): I Feel Possessed(サンプル、以下同じ)
Woodface (91): It's Only Natural
Together Alone (93): Private Universe
Recurring Dream: The Very Best of Crowded House (96): Weather with You
Afterglow (99): Recurring Dream
Other EMI DVD-Audio Titles (他のアーティストのDVD-A一覧)
Web Links nilfun.com
hollywoodandvine.com
Credits Crowded House Are:
Paul Hester (Drums, Background Vocals)
Neil Finn (Guitar, Piano, Lead Vocal)
Nicholas Seymour (Bass Guitar)
(続きは欄外参照)
Set-up
  • Dolby Digital 5.1
  • DTS Digital 5.1(DTSデコーダが必要)
  • Advanced Resolution Stereo

  • の3つから選択できます。
About DVD-Audio(説明)

Credits(続き):

Additional Musicians:
Tim Pierce (Guitar)
Jim Keltner (Drums - Now We're Getting Somewhere)
Jerry Scheff (Bass - Now We're Getting Somewhere)
Noel, Jim Gilstrap, Andy Milton, Joe Satriani (Background vocals)
Jorge Bermudez (Percussion)
Heart Attack Horns (Horns)
Mitchell Froom (Keyboards)

Rhythm tracks recorded by Larry Hirsh at Capitol Recording Studios
Assistant Engineer: Steve Himelfarb
Tracks completed at Sunset Sound Factory
Engineers: Tchad Blake, Dennis Kirk
Mixed at Studio 55 by Michael Frondelli
Assistant Engineer: Glen Holguin
Mastered by Wally Traugott at Capitol Recording Studios

Thanks to Sharon & Liam Finn, Dick & Mary Finn, Julia Dennis, Tom Whalley, Gary & Peg Stamler, Lars & Brenda Sorensen, Ev Kvamme, Don Grierson, Sue Satriano, Kevin Breen, Bill Burks, Kick Van Hengel, Jeremy Hammond, Lisa Vega, Tasha Mack, Cindy, Michele, Yvette, Mary Radicevic, Jill Buchanon, Deborah, Kelly Ray, Evan English, Connie Froom, Jacqui Dennis, Craig Hooper, The "Mullanes Crew," Eddie, Noel, Nigel, Tim and Bob Moreau
Attorney: Gary Stamler

Art Direction: John O'Brien
Design/Cover Painting: Nicholas Seymour
Photography: Dennis Keeley

DVD-Audio Reissue Credits:

Executive Producer: Tom Cartwright
Project Manager: Kenny Nemes
Surround Sound Mixed by: Steve Genewick @ Capitol Studios
Surround Sound and Stereo Mastering by: Robert Vosgien @ Capitol Studios
Supervising A&R Producer: Cheryl Pawelski
A&R Production: Lee Lodyga, Frank Collura
Editorial Supervision: Brendan Gormley
Business Affairs: David Brown, Frank Lopez, Adam Varon
Reissue Art Direction: Michelle Azzopardi
Production: Bryan Kelley, Shannon Ward
Management: Alec McKinlay @ Ignition Management
DVD Audio Supervision: Tom McCarthy for Henninger Vision
DVD Authoring: Donald O'Connell for Henninger Vision
DVD Menu Design: Jamie Cave for Henninger Vision
DVD QC: John Terp for Henninger Vision
DVD Audio Compression: Donald O'Connell for Henninger Vision
DVD Project Manager: Amy Mutscher for Henninger Vision
Special Thanks: Neil Finn, Alec McKinlay, Herb Agner, Kevin Flaherty, Kimm Killebrew, Pete Papageorges, Paula Salvatore


ビデオ・クリップについて

●Don't Dream It's Over

 Alex Proyas監督(映画「ザ・クロウ」の監督)。
87年のMTVビデオ・ミュージック・アウォードで、「ベスト・ニュー・アーティスト・ビデオ」を受賞。
低予算であまりにもメード・イン・オーストラリアな(地味すぎてアメリカ市場に向かない)初期のビデオに失望し、Proyas監督のINXSのビデオ(どの曲?)を見て気に入ったキャピトルのお偉方が、しり込みするバンドを押し切り、満を持して世に送り出した作品。その甲斐あって(?)、MTVでもハイ・ローテーションとなった。

 カップや皿が飛んできては割れるシーン(その後も繰り返し登場)に始まり、屋内でギターを弾くニール、掃除機をかけるポール(ポールは、ニールに完璧主義と呼ばれるほどのきれい好きで、家事が得意らしく、エンズ時代、ティムと同居していた頃は、家事の苦手なティムは大助かりだったとか。いい嫁になれるよ、とか言われて(笑))、家族写真のアルバムに見入るニックを、部屋を追って映し出していく。字幕の"78 Teasdale Street - Xmas '58"、"The Study, Te Awamutu"とともに、ニュージーランド、テアワムツにあるニールの生家の父親の書斎を、"The Mission Room"とともに、オーストラリア、メルボルンにあるニックの生家のミッション・ルームを(ニックもニールも厳格なカトリックの家庭で育った)、それぞれ再現したセットが現れる (この二部屋は、ニールとニックが子供の頃、入るのが怖かった部屋だったとか)。続いて、"Dream Kitchen - 1966"の字幕とともに、ポールの理想の台所を再現したセットが現れる。そして、バンドのリハーサル場面(耳元で何か囁かれて微笑むポールのキュートなこと!)の後、ニールがコートを着て、屋外に出、野原を歩いてゆく場面で幕を閉じる。ちなみに、冒頭の字幕、"Osborne Street - 1986"は、当時ニール一家が住んでいた邸宅のあった、メルボルンの通りの名前で、この字幕を見たファンが詰め掛ける騒ぎになったとか。

●Something So Strong

 Evan English監督(オーストラリア人)。
あまりにも健康的すぎる仕上がり(まるでマーガリンのコマーシャルみたいになっちゃって、とニック。歯磨き粉のコマーシャルみたい、とニール(笑)。)に、バンドとしては複雑な気持ちだとか。 しかし、例えばエルビス・コステロなど、意外な人が気に入ってくれて、ニールは驚いたという。

 なぜか「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のイントロで始まり、田舎の納屋が映し出される。 明るい納屋の中では、健康的な笑顔のオーストラリア女性数人が、演奏しているバンドに付かず離れず、花を手に楽しげに踊っている。紙飛行機が飛び交い、笑顔も飛び交う(ニールが何気なく女性のシャツの中を覗き込んでいた、という鋭い指摘も(笑))。それを見てうらやましそうな男性エキストラが、干してある洗濯物を相手に踊り(トマトを踏んづけて転ぶオチあり)、最後に別のエキストラがトラクターに乗り込んで、演奏しているポールをドラムセットごと乗せて納屋を出て行く。その直後に、いきなりバケツで水をぶっかけられたニックを抱きしめてキスをする(正確には、自分の手をニックの口に当てて)ポールが、またしてもキュートなんである(管理人がこのビデオで一番好きな場面なり)!

おまけ

Mean to Me

 Richard Lowenstein監督(ティムの「エスカペード」時代のビデオでニックと仕事をしている)。この撮影中に、ポールは、後にパートナーとなる、マーディ(テープ・オペレーター)と出会う。
冒頭は、各メンバーが家で好きなことをしてくつろぐ場面。声のかすれたニールは、目の前にある多数のぜんまい仕掛けのおもちゃを、一つずつ手に取って動かしていく。寝巻き姿のポールは、カメラに向かって、真面目顔でヨガ講座を始め、これと別に、音声では、友達に「来ない?」などと電話している (このオーストラリア訛が何とも言えず、ええ味わい)。ニックは、自分の愛車を嬉しそうに披露している。続いて、ガランとした倉庫で演奏するバンドの周りをカメラがぐるぐる回って映し出す。この灰色の映像に、カラフルな手書きの文字や絵が重ねられ、冒頭の各メンバーの場面や、カメラに向かって「アイ・ラブ・ユー」と口パクするニック(いつもながらサングラスが似合うなぁ)、"BANG"と書かれた旗を手にしたポールなどが交互に現れる。"With the black and white TV"の歌詞に合わせて、ポールが大好きなテレビに抱きつく場面も。最後は、ひたすら熱く演奏するバンドの場面で終わる(冒頭と最後に出てくる女性はシャロンに見えるが?)。管理人としては、クラウデッド・ハウスのビデオの中で、多分一番好き、かな。楽しいバンドのイメージが、小細工なしに素直に出ていると思う。

World Where You Live

 Ray Argall監督。アート・ディレクターはNoel Crombieだが、バンドとしては、エンズ色は抑える一方で、バンドのイメージが強くなりすぎないよう腐心したらしい。これとMean to Meは、メルボルン・ショーグラウンドで同じ日に撮影。
ニールが、ぜんまい仕掛けの羽根付きの箱を飛ばし、小さな家の中へと手招きする場面で始まる(家具で「込み合った家」のつもりか?)。揺れ動く部屋の中では、初期におなじみだった衣装を着たバンドが演奏している。ニックはダブルベース。この衣装(ニックが既製のスーツをリフォームし、ペイントしたお手製)や、シャンデリアなどの部屋の内装がカラフル(ガウン姿で宙に舞い上がったニールの靴下が赤だったり。ニールは赤が好きなんだね)。最後は、夜空の下、家の入り口の前で、多数のエキストラとともに、50年代風カントリー・ダンスを踊る場面(ニールはギター)で幕を閉じる。

Now We're Getting Somewhere

 前二作の後、メルボルンに近い山中で撮影。楽しそうに雪と戯れる三人が、ビートルズのヘルプ!にそっくり?!ということで、派手にMTVに売り込みたかった、キャピトルのお偉方には、パロディでニュー・ビートルズ気取りか、と勘違いされ、評判が悪かったそうだが、このおちゃらけたイメージこそが、バンドの本来のイメージに近いのでは?
ポールが、カメラに向かって、雪山へ誘う場面で始まる。雪山で、カメラに向かって歌う、サングラス姿のニール、スキーをしたり、手ぶらで演奏のふりをする三人(ポールはおなかを見せたりする)、おなじみの衣装を着て、ライブで演奏するバンド(リズムに合わせてディレイがかかっていて、雰囲気あり。キーボードはGill Civil)が、交互に映し出される。よく見ると、"Oh tell me please"の歌詞に合わせて、ニールが銅像のようなものに向かって、何かを訴えている場面がはさまれている。 雪合戦で、カメラに向かって歌い続けるニールが、顔にまともにぶつけられる場面などは傑作(笑)。でも、やられ役はいつもニックなの(笑)。最後は、雪山で演奏のふりをする三人が笑って終わる。


参考文献:Something So Strong (Chris Bourke), DVD-A付属ブックレット
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